2015/09/30 UP パリの人気のブーランジェリー 「デュ・パン・エ・デジデ」が日本に!? ―「リチュエル パー クリストフ・ヴァスール」
みなさま、こんにちは。
今年の夏休みはどこかにいかれましたか? 私は、ここ数年の旅先はパリと、どこか。まずは大好きなパリに入って、そこからヨーロッパの都市に小旅行、というパターンが定着しています。今年の夏休みは、パリとトスカーナに行ってきました。その様子はまた順次追ってご紹介しますね。
私が最初にパリを訪れたのは23年前の1992年。大学の卒業旅行の時。
その次に訪れたのは1999年、パリ駐在の友人を訪ねて。
そして、その次に訪れたのは2007年、仕事での出張でした。
その出張のときに、パリの食の楽しさ、美術館の素晴らしさにすっかりはまり、それ以降毎年1度はプライベートか仕事でパリを訪れるようになりました。
その2007年にパリが好きになったきっかけのお店はいろいろとあるのですが、そのうちの一つが、サンマルタン運河に程近い場所にある「デュ・パン・エ・デジデ」というパン屋さん。アールヌーボーの雰囲気たっぷりの可愛い店内に入ると、バターの香ばしい匂いが立ち込め、おいしそうなヴィエノワズリーをはじめとするパンがぎっしり並んでいる・・・・・・・。 その佇まいそのものが、 “これぞパリ!”という私のイメージそのもの!!
そして、そのパンのなんとおいしいこと。パン・オ・ショコラやショソン・ア・ラ・ポム・フレッシュ、エスカルゴのヴィエノワズリーから、バケットや、ミシュラン・スターシェフのご指名パン「パン・デ・ザミ」まで、どれを食べても当時“こんなにおいしいパンは日本にはない!!!”と感じるほどだったのです。(もちろん、そのおいしさには、パンそのものの味わいにプラスして、周りの雰囲気が多分に加味されていたかもしれませんが)
すっかり、ひと目で(一口で!?)恋に落ちてしまった私は、以降、パリを訪れるたびに、そのパン屋さんでパンを買い、サンマルタン運河でのんびりとパンを食べる、というのが密かな楽しみに。
そんな私に衝撃的なビックニュースが飛び込んできたのが、この8月のこと。
なんと、あの、「デュ・パン・エ・デジデ」が自由が丘にやってくる!?
そのお店は「デュ・パン・エ・デジデ」のオーナーでもあり、ブーランジェのクリストファー・ヴァスール氏がオープンさせた、世界初のヴィエノワズリー専門店「リチュエル パー クリストフ ヴァスール」。あの、エスカルゴが、あのパン・オ・ショコラが、日本にいながらにして食べることができちゃうの!? 8月21日オープンと聞いて、早速その直後お店に行ってみることにしました。