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2014/11/04 UP 白トリュフを好きなだけ!大人の夢を叶えてくれるレストラン(2)

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トリュフを堪能できる店と聞きつけて早速訪れてみたのですが、いや、驚きました。
席につくとなんと、“マイ・トリュフスライサー”が置いてあるではありませんか!  141031_yj_02 そして、サービスの方がうやうやしく持ってきた二つの宝箱の中には、一つは黒トリュフが、もうひとつには白トリュフがごろんと入っています。

「コースとは別料金になりますが、当店ではお客様にトリュフを丸ごと1つご購入いただき、お料理にかけていただけます。イタリア・エミリアロマ―ニャから届いた秋の黒トリュフは1つ3000円、白トリュフは小さいほうなら1つ12000円です。お2人なら、こちらの白トリュフを1つでもちょうどよいかと思います」

「ええええーーーーー!?」

驚きです。安すぎます。いや、食材としてはもちろん高いんですよ。でも白トリュフとしてはびっくりするほど安い!!も、もしや積年の夢が果たされるチャンスが来たのでは・・・・・・。私が嬌声をあげて見つめる先には輝くばかりの白トリュフ。小さいといっても60gはある立派な白トリュフです。ご一緒した方も、私の迫力に押され白トリュフ・シェアを快諾してくださいました。
お料理は、最初は是非にシェフのおすすめの味を少しずつ味わってほしいと、メニューにはない1万円のコースをお勧めしてくださり(これがまたお値打ち)、そちらを選択。 141031_yj_0304

(左)アミューズの黒トリュフに見立てた小さなコロッケ (右)毛ガニ、フォアグラ、洋梨、サフランの泡とカリフラワーのクリーム

141031_yj_0506(左)穴子とカルチョーフィーのバリグール風 (右)イノシシのパッパルデッレ

141031_yj_06(左)梅山豚の藁焼き (右)取り分けて、マデラ酒のソースとともに

“最初はお料理だけ味わって、その後にトリュフをかけられると、また合いますよ”とのお言葉通りに、一口お料理を食べてまずは堪能。そして、マイ・スライサーでトリュフを削ります。最初は“シュッ シュッ” と遠慮がちにしていたのですが、“うーん楽しい!”と盛り上がり、“シュッ シュッ シュシュシューッ”と大量にかけてみたり。この白トリュフを削る感触と音と広がる香りの気持ちよさは、未体験の感触。

さらに、コースの途中には、ちょっと面白いものがでてきました。141031_yj_07 萩の甘鯛のうろこ焼きです。お箸も添えられてこれはまさに、和食。
これだけは“トリュフなし”で楽しみます。

シェフの加山賢太さんは、「モナリザ」、「ラトリエ・ド・ロブション」、「リューズ」、「カンテサンス」などフランス料理の名店で修業をされてきた人物。ユニークなのが、日本料理の「かんだ」でも、2年間修業されたのだそう。「トリュフづくしは、コースで続くと疲れると思うんです。ですから、ちょっと和のものをいれるのもいいかな」と加山さん。さすが、こちらの甘鯛、「かんだ」仕込みの焼き加減が絶妙でした。この料理だけでなく、全体を通して、“王道のトリュフと合う食材や調理法”だけに終始せず、緩急つけた構成が食べ疲れず、心地よい構成だったのが素晴らしい!
フォアグラと毛ガニと梨をあわせて柑橘の香りをまとわせ、サフランの泡をのせた前菜は、さっぱりとしながら、ちょっとクリーミーなところがトリュフの香りとよく合うし、穴子とカルチョーフィーのバリグール風の香ばしく焼いた穴子とトリュフの香りのハーモニーでは香りの化学反応でまた別の世界へ誘われ・・・・。そして、チーズをたっぷりとかけたイノシシのラグ―のパッパルデッレには王道のマッチングだったのは言うまでもありません。

さらに、、、感動したのはシェフのスペシャリテという「コンソメ」。141031_yj_0708 奥出雲牛を使って作ったというコンソメは旨みがギュッとつまった王道の味。そこにトリュフをはらりといれると、コンソメの香りとトリュフの香りが重なり、ダンスを踊りながら鼻腔を漂っていきます。あーーーーー、し・あ・わ・せ♪

最後のデザートはマチェドニアとモヒートのソルベでさっぱり。141031_yj_09
こちらのお店ではコースだけでなくアラカルトでも注文が可能。
「〆をご飯で、という方もいらっしゃいますよ。冬になると、鯛とれんこんの炊き込みご飯や毛ガニと百合根の炊き込みご飯なども考えています」とのこと。これにトリュフをかけたら・・・と想像するだけで顔がニヤニヤ。

これからはもっと白トリュフの質が良くなってくるそうです。(その分お値段もちょっと上がるかも)
今度は、ごはんの上に、シュッ シュッ しにいかなくちゃ・・・。
夢を叶え、ちょっと気が大きくなってしまった私。
早くも次にいつ行くか、楽しみに考え中です。
(ちなみに、グラスであわせたワインのセレクトもとてもよかったです!)

マルゴット・エ・バッチャーレ
東京都港区西麻布4-2-6菱和パレス西麻布1F
TEL:03-3406-8776
コース1万円~(事前予約を)
URL:http://sanyu-intl.net/margotto/

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